古事記や日本書紀に描かれている神々について、管理人が学んだ事を簡単にまとめてみました。
神社を参拝する時に、この神社がお祀りしている神様は?と興味があり、御朱印集めも楽しくなります。
基本的に天照大御神が祀られている神社には訪れたいと思いますね。
■伊邪那岐命・伊邪那美命
(イザナギノミコト・イザナミノミコト)
■天照大御神(アマテラスオオミカミ)
■素戔嗚尊(スサノオノミコト)
■大国主命(オオクニヌシノミコト)
■瓊々杵尊(ニニギノミコト)
■神武天皇(ジンムテンノウ)
■猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)
■天之鈿女命(アメノウズメノミコト)
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伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)は、天照大御神(アマテラスオオミカミ)の親神で、日本列島を生み出した神様。
日本列島を生み終えた後に、山・海・風などの神様を次々に三十五柱生むことになるが、火の神様、迦具土神(カグツチノカミ)を生んだ時に、その火で伊邪那美命は命を落としてしまう。
伊邪那岐命は伊邪那美命に会うために死者の世界の黄泉の国を訪れるが、伊邪那美命はすでに腐乱していた。
伊邪那岐命が黄泉の国から逃げ帰り、禊をしている時に天照大御神(アマテラスオオミカミ)、月読尊(ツキヨミノミコト)、素戔嗚尊(スサノオノミコト)の三貴子が生まれた。
伊勢神宮でお祀りされている日本の総氏神様。
高天原(たかまがはら)を統治する最高の神で太陽の化身
と言われることもある。
伊勢神宮で頂ける神宮大麻は神棚の中央か一番手前に祀られるほど特別な存在。
天照大御神が弟の素戔嗚尊の乱暴な振る舞いに恐れをなして天岩戸(あまのいわと)洞窟に隠れると、世界から光が消え災いがおこった。
天之鈿女命(アメノウズメノミコト)などの神々の活躍によって天照大御神を天岩戸から出てきてもらうことに成功すると再び世界に光と平和が戻ったという有名な伝説がある。
天照大御神の弟神だが、高天原(たかまがはら)で乱暴な行動をとった事により天照大御神が天岩戸に隠れてしまい、素戔嗚尊は高天原を追放されてしまうことになる。
出雲の国へ降りた素戔嗚尊は八岐大蛇(やまたのおろち)を酒に酔わせて退治し英雄となる。
八岐大蛇から三種の神器の一つ天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ※後の草薙の剣)を手に入れ、これを天照大御神に献上する。
そして奇稲田姫(くしなだひめ)と結婚し、この時に詠んだ歌が日本で最初の和歌と言われている。
「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を」
乱暴者でも英雄でも文人でもある神様。
出雲大社でお祀りされていることで有名で、素戔嗚尊の子孫である神様。
高天原(たかまがはら)と黄泉国(よみのくに)の間にある葦原中国(あしはらのなかつくに)は日本の国土と考えられていて、その葦原中国を大きく発展させた神様。
しかし天照大御神の命によって葦原中国の統治を瓊々杵尊(ニニギノミコト)に譲るように言われる。
大国主命(オオクニヌシノミコト)は巨大な宮殿を建てることを条件に国を譲ることを認めた。この巨大な宮殿が出雲大社と言われている。
大国主命は偉大な神様で、10月になると出雲大社へ全国の神様が集まるほどの大神様。
10月になると全国の神様が不在になることから10月を神無月と呼ばれ、逆に出雲の国では神在月や神有月と呼ばれている。
瓊々杵尊(ニニギノミコト)は天照大御神の孫で、大国主命から
葦原中国の統治を受け継いだ神様。
天照大御神から三種の神器と稲穂を譲り受け、天之鈿女命(アメノウズメノミコト)や天手力雄神(アマノタヂカラオノカミ)など天岩戸で活躍した神々を引き連れて葦原中国へ向かう。
葦原中国へ向かう途中、猿田彦大神に出迎えられ道案内をしてもらい日向国へ降り立った。
これが天孫降臨(てんそんこうりん)と呼ばれている。
瓊々杵尊の曾孫である神武天皇が初代天皇に即位されたことから、天皇の先祖は瓊々杵尊から続いていると考えられる。